【日本海軍夜間戦闘機「月光」11型】
アメリカメリーランド州ワシントンB C スミソニアン別館ポール・E・ガーバー施設に於いて

昭和十八年八月に制式採用された当時は「月光」一一型(JINI-S)と呼ばれていました。十三試双発戦闘機時代に付けられた胴体後部の偵察員席と動力銃塔を装備した段は,二式陸偵につ゛つ゛いて,そのまま残されており,その段の斜め前上方と斜下方に九九式20mm二号三型(100発入り)を各2挺,計4挺を装備し,大型爆撃機に対してその上からも下からも攻撃することが出来るというものでありました。胴体中央,または翼下面に60kgまたは250kg爆弾を各2発搭載することが出来ました。










【日本海軍陸上攻撃機「銀河」11型】
アメリカメリーランド州ワシントン B C スミソニアン別館 ポール・E ・ガーバー施設に於いて

初期型は風防前面が試作型や増加試作型と同様に曲面ガラスを使用していました。後部席からは二式13mm旋回銃が装備されました。生産型からは尾輪が固定式となりました。本機の爆弾倉は左右に分かれて内側上方へ油圧によりスライドするようになっていましたが,魚雷はその空中ヒレが大きいためにやむを得ず爆弾倉を取り外して装備されました。












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